●21世紀志向は頭脳が武器! 囲碁20徳「碁」を世界に 財団法人日本棋院普及指導員 六段 中谷文吾 監修 発行 碁盤屋横浜棋具 |
1。余暇を豊かにしてくれる趣味である
2。実力がなければ勝てないことがわかる
3。やらなければならない大きさの順が分かる
4。精神を集中するくせができる
5。相手の立場に立って考える態度が生まれる
6。ごまかして勝っても面白くないことが分かる
7。勝負にこだわらず、相手を尊重する態度ができる
8。負けそうでもつくせるだけつくす努力と態度ができる
9。勝ちそうだと思っても最後まで油断しない態度ができる
10。考えなければ進歩しない。惰性で生きるのがおもしろくないことが分かる
1。相手を知り、礼儀作法が自然と身につく (礼法)
2。品よく、おもしろく楽しめる (品位)
3。ものごとを広くみるようになる (大局観)
4。筋道を立てじっくり考えるくせがつく (冷静に対処する態度)
5。自分のよしあしを見つめさせ、反省の材料を与えてくれる (自省)
6。よい手、美しい手を求め続ける無限の芸術である (創造)
7。一つ一つの石を生かして働かせる力がつく (調和)
8。負けるくやしさから学ぶ (忍耐)
9。心の友が得られる (交友)
10。頭の体操となり生きがいを与えてくれる (心身の健全)
●○布石●○
1。一に アキ隅 二に カカリ・シマリ 三に ヒラキ
2。コスミに悪手なし
3。カカリに応ずるが最良の策
4。ボウシにケイマ
5。五線、四線は押すべからず 二線はうべからず
6。三線は普通線、地域線 打ってよし打たれてよし
7。三間に打ち込みあり
8。シマリは的にひびく方が先
9。定石見えて二目弱くなり
10。初碁にコウなし
11。ツケにはハネよ
12。二立三折、三立四折
13。厚味を地にするな厚味を囲うな
14。星と三々、次の手急がず
15。ポン抜き30目、亀の甲60目
16。ゆずってならない模様の争点
17。割打ちにお供するな
18。カンノンビラキの悪形
19。両ガケくって碁に負ける
20。車の後押し、ヘボ碁の見本
21。一方高く、一方低く
22。大模様の消しは肩をつけ
●○死活●○
1。一合マスはコウと知れ
2。大ナカ、小ナカ
3。クシ六は生きなり
4。三々、四五、五八、六十二
5。左右同型、中央に手あり
6。隅の急所は2の一、2の二
7。隅のマガリ四目は死に
8。両バネ一手ノビ
9。外ダメから詰めよ
10。そばコウあって大いばり
11。ハネ一本で生きる
12。2の一に妙手あり
13。四目にして石の下
14。ハネもフトコロのうち
15。三手ヨセコウ、コウにあらず
16。攻め合いのコウは、最後に取れ
17。六死八生七肩下り
18。死はハネにあり
19。手数をつめるホウリコミ
20。眼あり眼なしはカラの攻め合い
21。隅が9目以上ある時は、生きと記憶せよ
22。眼あり眼なしも時によりけり
23。隅の六目は死に
●○攻防●○
1。大石死せず
2。厚味に近寄るな
3。石を裂かれるな
4。一間トビに悪手なしケン
5。一方石に死になし
6。うっかりするなシッポ抜け
7。カス石逃げるべからず
8。要石捨てるべからず
9。カラんで攻めよ
10。利かしと味消しは紙一重
11。中地を囲うな
12。攻撃は最大の防御なり
13。コウダテは小さいものから
14。サバキはツケから
15。サバキを許さぬブラサガリ
16。三々に打って憂いなし
17。三々に打ち込みあり
18。三段コウは捨てて打つ
19。三方ガラミにシノギなし
20。小を捨てて大につけ
21。スソアキ囲うべからず
22。スソアキに近寄るな
23。捨て石ができれば一歩前進
24。攻めながら地を取れ
25。攻めはケイマ、逃げは一間
26。四隅とられて碁を打つな
27。アタリアタリはベボ碁の見本
28。取ろう取ろうは取られのもと
29。切りのあるところはノゾかず
30。ハサミのない方にツケる
31。マグサ場で力むな
32。右を攻める時は、左を見よ
33。モタれて攻めよ
34。敵陣のコウは大歓迎
35。一方地に勝ちなし
36。最良のシノギは攻めにあり
37。キリあらばキルべし
38。シチョウは六丁
39。下手の長追い
40。三本立ったらケイマ
41。サシ金型はむやみに切れぬ
42。ピンチにツケコシ
●○手筋●○
1。二子の頭は見ずハネよ
2。アキ三角は愚形の見本
3。イタチの腹ヅケ
4。板のシメツケ避けるべし
5。一線トンで綱渡り
6。一線にワタリあり
7。大きく捨ててシメツケる
8。働きあるキリ一本
9。切りちがい一方ノビよ
10。ケイマにツケコシ
11。ケイマのツケ出し俗手なり
12。ツケコシ切るべからず
13。三目の真ん中は急所
14。上手まっすぐ、下手コスむ
15。陣笠つくって馬脚出す
16。タケフに切れたためしなし
17。タケフの心配ダメヅマリ
18。タケフの両ノゾキ
19。たぬきの腹づつみ
20。ダメのツマリが身にツマリ
21。天狗の鼻づけ
22。トックリ型はコリ型
23。ナラビに佳着多し
24。二段バネ覚えて初段近くなり
25。二子にして捨てよ
26。ノゾかれたらノゾキ返せ
27。ノゾキに継がぬ馬鹿はなし
28。ハザマをついてサバかれる
29。ヘポ碁にダメなし
30。下手のカゲツギ上手のカタツギ
31。下手の両ヅケ
32。むやみにあてるな
33。弱い石につけるな
34。ラッバツギはほどほどに
35。愚形の妙手
36。両取りを見る三本ノビ
37。切った方を取れ
38。欲しい石の逆を切れ
39。継ぐ場合は、的にきかせて継げ
40。フクラミの手よし
41。三本ハッテ飛び出せ
42。隣に手数をかけすぎるな
●○その他●○
1。形勢不利なら勝負手探せ
2。両コウ三年のわずらい
3。ワタリは8目大ザル9目
4。むさぼりては勝ちを得ず
5。ともに打ちたい両先手
6。手もどりに気をつけよ
7。碁打ちは親の死に目にあえない
8。シチョウのノビ出し一手7目の損
ゆうげん
幽 玄ルールが簡単で、品良く、趣があり、しかも、奥の深い知的ゲームです。 しゅだん
手 談老若男女を問わず、社会的利益も「大」で、言語・国境を超え、語らずに交流できる「国際的」にも最適な、幅広い「さわやかなゲーム」です。 らんか
爛 火季節や天候に拘わらず、一年中いつでも時を忘れるほど楽しめ、余暇が豊かになる「一生の趣味」は、脳の活性化を図る「頭のスポーツ」として老化の防止にも役立ちます。 う ろ
烏 鷺道具も、簡単なものから高級品まで揃っています。棋具を備えると、自ずと棋力も上達し、生涯愛着できる「財産」として子孫代々の「家宝」となります。
●本榧かや基盤で打つと、肩が凝りません。たいきょくかん
大局観集中力・記憶力・精神力が修養され、「右脳」を使うため、思考力・応用力も増し、総合的な判断力も身につきます。学業との両立も容易で、協調性が養われ、非行の防止にも役立ち、「理数系」に強くなるとも云われています。 かさご
笠 碁「核心」に触れながら「闘争心の中和剤」となる大きな役目を果たし2名が単位ですが(実戦)一人でも(詰め碁、棋譜の並べ直し…大勢でも(観戦碁…)、小スペースで十分楽しめ、映像化されたゲームなどと異なり飽きずに退屈しません。 そのた
その他●対局時計も使用すると、思考時間が平等になり、興味が倍増
●下手でも上手以上に面白く楽しめ、ル棋譜より自他記録の保存
●家族揃って、囲碁だんらん!!
激しい対局が終わり、ホッと一息を入れる時、長時間つき合ってくれた「榧かや碁盤」に感謝したくなります。
私の昇段・昇級はいつも良い盤石に巡り合った頃と記憶しています。
「生涯楽しめる趣味」そんな気持ちを起こさせてくれる本当の棋具は飽く迄も自分の気に入ったものを手にしたい。 まさに棋力の向上は良い道具選びからといっても過言ではありません。
榧(かや)は山のたから、蛤碁石は海の宝石 そして…那智黒石
盤上に繰り広げられる「烏鷺(うろ)のストーリー」
● 豊かな趣味・健全娯楽・文化の向上の碁発展を ●
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